"変えなければいけないこと"と"変えてはいけないこと"

週明けの28日(月)に、日創研姫路経営研究会の特別例会に講師としてお招き頂きました。


「赤字企業は、真の黒字経営を知らないだけ ~業績アップ戦略の神髄 真の黒字経営~」と題し、
約800名の経営者・経営幹部・社員さんにご参加賜り、経営について共に学びました。


「業績の良い会社と業績の悪い会社の違いは何か?」の問いかけからスタートしましたが、
様々な要素がある中で、皆さんはどのようにお考えでしょうか?


業績の良い会社は、「"変えなければならないこと"と"変えてはならないこと"」が
明確に分かっていて、変えなければならないことと、変えてはならないことを徹底しているようです。


皆さんの会社は"変えなければいけないこと"と"変えてはいけないこと"が明確ですか?
そして、徹底されていますか?
 

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「お客様を喜ばせたいと、腹の底から思う」


経営の基本中の基本で根幹ですね。やはり基本に忠実になれるかです。
経営には"変えてはいけないこと"があります。


しかし、朝礼で経営理念や方針を唱和していますが、
それぞれの場面や状況ではズレが生じていないでしょうか?


月刊『理念と経営』6月号 「道 経営至言」より ユニクロ 柳井 正 氏


"お客様のために"という言葉は、経営者・ビジネスマンの間では長いこと言われ続けてきた。


それほど"基本的な教え"であるが、言われ続けているということは、
必ずしもうまく実行されていないという証左でもある。


だから、ユニクロの柳井正氏はこの至言を実行するために、こんな風に、もう一段、
具体的な目標に置き換えている。


お客様を喜ばせようと思ったら・・・・

 1.お客様をびっくりさせなくてはいけない。「ここまでやってくれるの!」と感
   動するようなことを各自が常に考えるようにする。

 2.お客様の要望の一枚上手をいこうとする。お客様の要望をそのまま鵜呑
   みにしてはいけない。なぜならお客様は、要望の先の見たことがないも
   のを求めているからだ。

 3.自分たちが、本当にいいと思うもの、本当にいいお店だと思うものを作る。

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「自分たちが、本当にいいと思うもの、
本当にいいお店だと思うものを作る。」


自分自身がお客様の立場で、してもらったら「うれしい!」と思うことを、
より良い商品やサービスとしてお客様に提供出来るようにすることが、
本当の意味で"お客様のために"につながるのですね。


お客様の人生や経営に寄り添いながら深く関わることで、
お困りごとや潜在的な問題に気づき、お客様と共に問題解決に取り組むことで、
お客様にとってなくてはならない会社・お店・商品となることが出来るのではないでしょうか?


株式会社日本創造教育研究所(日創研)

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このページは、日創研採用サイトが2018年6月 5日 10:53に書いたブログ記事です。

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