「インターンシップ制度」


いつもご覧いただき、ありがとうございます。

宮田さんに引き続きまして、
今週は東京センター榧守(かやもり)がお伝え致します。

 


ただいま東京センターでは、
内定者の学生さんがインターンシップ(就業体験)を行うための準備が
進められています。

 

一般的にインターンシップというと、
就職活動の前に行われる場合が多いかと思いますが、
弊社のインターンシップは、就職面接が終了し、
弊社から学生さんに内定を出した後、 新卒採用の内定者全員に
行っていただいています。


弊社が、インターンシップを制度として取り入れている理由には、
いくつもの意義がありますが、例としてここでは次の2つを取り上げたいと思います。

 

まず一つ目は、「弊社で働く(働いてもらう)ことが
学生さんにとっても、そして弊社にとってもプラスとなるように、
『私達だけが学生さんを選ぶのではなく、
学生さんにも弊社を選んでいただく』ため」です。

 

会社説明会や、選考の間だけでは伝えきれない実際の弊社を見てから、
改めて弊社を選んでいただく、
つまり、弊社からの内定を受けるかどうかを決めていただくことで、
入社してからのイメージを持つことが出来、
入社後のギャップを減らすことが出来ます。


また、学生さん自身も、改めて弊社を「選んだ」という意識をもつことが出来るので、
社会人になることへの自覚が高まります。

 

実際に、インターンシップを経験して、
昨年春に新入社員として入社したスタッフは、『インターンシップを経験したことで、
今までの学生生活のような感覚では仕事は出来ないことに気づき、
社会人として働くための覚悟が出来た』と言います。


次に2つ目は、職場を体験することで、人間関係や業務面において
入社してからもスムーズに業務に入れるようにするためです。

 

まず、人間関係においてですが、
弊社には経営支援部と研修部門があり、内定者の方と業務で関わるのは
主に研修部門のスタッフになります。

しかし、経営支援部のスタッフ達が業務の合間に
「お疲れ様」「頑張ってるね」と声を掛けてくれたり、
一緒に昼食に出たりと、たくさんのスタッフと関わることが出来ました。

 

私の場合、大学卒業までを出身地である静岡で過ごし、
春、就職のために上京しました。

地元の友達は、ほとんどが静岡での就職でしたし、
東京の大学へ通っていた友達も、就職のために静岡へ戻る人たちが多かったので、
東京に来たばかりの頃は土地勘もなければ近くに知り合いもおらず、
心細かったのを覚えています。


そんななか、インターンシップを通して、入社前に社員と関わりを持てたことは、
私にとって、とても大きな安心感となりました。

 

業務面では、封筒の宛名書きが印象に残っています。
弊社では、お客様に送る封筒の宛名を筆書きしています。


私は書道の経験がありませんでしたが、
1日の業務の中に、筆の練習時間があったため、
インターンシップ中に、私が宛名を書いた封筒で
お客様への郵便物を発送することが出来ました。


一文字一文字丁寧に気持ちを込めて書いた封筒がお客様の元へ届くところを
想像すると、とても嬉しかったことを覚えています。

弊社が大切にしている「おもてなしの心」をそこから学ぶことが出来ました。


弊社では、1日の仕事が終わった後、その日の自身の業務内容や
そこからの成果をまとめた「日報」を書きます。

インターンシップでも、毎日の終わりに、
「本日の業務内容と良かった点」「反省点及び改善点」「所感」を
日報として提出していました。

これは私がインターンシップの際に書いた、実際の日報です。

 

 

インターンブログ__.JPG 

【インターン業務日報1日目(2010年11月3日(水)】

 

 

書いてある図は、先輩から仕事は「円が広がっていくイメージ」だ
ということを教えて頂いた図です。

仕事には、年次が上がっても必ず行う中心になる業務が
あることを教えていただき、 仕事の幅は円を広げるように
少しずつ広がっていくものだということを教えていただきました。

また、「どんな業務でも、その時に学んだことが
次のステップに繋がっている」ということも教えて頂きました。

このイメージを図で教えて頂けたことで、
業務を習得していく際、次に修得する目標が立てやすくなりました。

目標が見えることで、やる気が上がり、
自分が成長出来ていることを感じられるととても嬉しくなります。

また、どんな業務にも学ぶ姿勢で取り組むことが出来るようになりました。

 

これからインターンシップにいらっしゃる方、
また、他の企業へインターンシップへ行かれる方にも、
インターンシップを通じて多くのことを感じ、
学んでいただけたらと思います。

それがきっと、就職してからの力になるはずです。

 

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

 

来週は、福岡センターの高さんがお伝え致します。
来週もぜひご覧ください。

 

 

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このブログ記事について

このページは、日創研採用サイトが2013年1月25日 21:27に書いたブログ記事です。

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